プロセスシミュレータによる物性推算
プロセスシミュレータによる物性推算 - プロセス設計のための物性推算法の基礎 -
主 催:分離技術会
協 賛:化学工学会基礎物性部会、化学工学会分離プロセス部会
日 時:2016年2月9日(火) 10:00~17:15
場 所:シュナイダーエレクトリック トレーニングルーム
〒108-0023東京都港区芝浦2-15-6 オアーゼ芝浦MJビル3F JR田町駅、都営地下鉄三田駅より徒歩9分 案内図 https://goo.gl/maps/1yPKhP7gawJ2
定 員:20名(先着順)
■ 目的
近年、プロセス設計業務に携わるプロセスエンジニアに対する基礎的な物性推算に関する教育の重要性が認識されている。現在、プロセスシミュレータに実装されている物性推算モデルや物性データベースなどの機能は、高機能化、複雑化する一方で、プロセス設計に立脚したシミュレータを使用した実践的な物性推算法についての教育は行われていないのが実情である。
本講習会では、プロセス設計に於いて重要である物性推算法の基礎、物性データ解析と評価などを、日本大学理工学部で実施しているプロセスシミュレータの講義をベースにを、社会人教育向けに実践的でかつ分かりやすくアレンジし、プロセス設計に必要な物性推算法の基礎を学ぶ。
■ 対象
企業でプロセスシミュレータを使用し、プロセス設計業務を担う若手エンジニアを対象とする。日本大学理工学部での講義内容を、プロセスシミュレータ(PRO/II)に合わせてアレンジし使用するため、PRO/IIの操作方法について初級講習を受講し、習熟している方とする。
■ 講 師
㈱応用物性研究所 代表取締役、日本大学理工学部 非常勤講師 大場 茂夫 氏(工学博士)
シュナイダーエレクトリック 大山 英治 氏
■ プログラム
委員長挨拶 (10:00~10:05) (日本大学名誉教授) 栃木 勝己 氏
(1) 物性計算の基礎 (10:05~12:00)
プロセス設計に必要な物性値 、気液平衡は何が支配するか?、相対揮発度と蒸留塔設計への影響、塔効率を支配する物性値とは、蒸留塔ハイドロリクス設計
■ 昼食 (12:00~13:00)
(2) 非理想系相平衡計算 (13:00~15:00)
非理想系相平衡、気液平衡、液々平衡と気液々平衡、非理想系相平衡計算法、活量係数モデル、高圧相平衡
(3) 非理想系気液平衡の精度向上 (15 :15~17:15)
気液平衡データ評価、液々平衡データ、物性推算法の選択と使用法、高圧気液平衡の推算と物性パラメータ回帰、例題および演習問題
参加費:維持・特別・正会員・協賛会員 18,000円、会員外 28,000円、同時入会 23,000円、学生 5,000円
参加費は郵便振替または下記銀行に前納にてお振込みください。
郵便振替:00100-9-21052 口座名 分離技術会
みずほ銀行:神田支店 普通預金 1010899 口座名 分離技術会
申込先:参加ご希望の方は必要事項をご記入のうえ,下記事務局までFAXまたはe-mailにてお申込下さい。
申し込み締切日 2016年2月1日(月)、ただし締切日前に定員に達した場合はその時点で締め切らせて頂きますので、お早めのお申込みをお願い致します。
〒214-0034
TEL: 044-935-2578 FAX: 044-935-2571 e-mail: jimu@sspej.gr.jp