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【2/24開催】蒸留フォーラム2017

蒸留フォーラム2017

課題/トラブル 解決のための蒸留技術

pdfはこちら 

主  催:分離技術会

協  賛:化学工学会(分離プロセス部会、基礎物性部会、システム・情報・シミュレーション部会)、石油学会、日本化学会

日  時:2017年2月24日(金) 10:00~17:10

場  所:日本大学理工学部1号館(御茶ノ水)131教室

JR総武線・中央線 御茶ノ水駅,地下鉄千代田線 新御茶ノ水駅 徒歩3分

          案内図 http://www.cst.nihon-u.ac.jp/campus/index.html

定  員:80名(先着順)

蒸留は非常に重要な分離操作であり、多くの化学プロセスに利用されています。今回は、トラブルへの対応、

省エネルギーやデボトルネッキングなどの様々な課題に対しての解決法を中心にご講演いただきます。
蒸留塔の設計、建設および運転される技術者のみならず研究者にとっても非常に役立つ内容となっております。

奮ってお申し込みくださいますようお願い申し上げます。

 

■ プログラム

1.蒸留塔の最適構造 -より一層の省エネを求めて     (10:00~10:40)

省エネルギー化を目指して、複合塔や内部熱交換塔などの様々な構造の蒸留塔が提案されている。本講演では、最適な蒸留塔構造をシステマティックに導出する方法論の解説と、その反応蒸留や膜分離との複合プロセスへの適用例を紹介する。

京都大学  長谷部 伸治 氏

2.蒸留酒製造の理論と実践     (10:40~11:20)

単式釜蒸留、ポットレクチ蒸留、連続式蒸留の蒸留酒製造において、多様な付加価値品質を造り込む技術開発やコスト削減などのその理論的、実践的な思い出のある技術開発について紹介する。

サントリースピリッツ  坂口 正明 氏

3.蒸留塔でのトラブル事例     (11:20~12:00)

顧客のサンプルを社内のリフトトレイ蒸留塔でテストして運転できることを確認してから建設した。しかし、運転中に周期的に泡立があり、運転不能に陥った。この件を解決した事例を中心に説明する。

関西化学機械製作  野田 秀夫 氏

 

<昼 食 12:00 ~13:00> 

 

4.塩酸を取り扱う蒸留プロセスの設計事例     (13:00~13:40)

住友化学が独自開発した塩化水素酸化プロセスを一例に、塩酸を取り扱うプロセスにおける蒸留や吸収塔の設計・運転時のポイントや腐食対策について紹介する。

住友化学  大本 宣仁 氏

5.蒸留と膜を組み合わせた分離プロセス      (13:40~14:20)

水と共沸物を形成するアルコール等は、単純な蒸留では共沸点を越えて分離を行うことができない。そこで共沸点を超えて分離濃縮するために、蒸留と膜を組み合わせた分離プロセスが注目を集めている。蒸留と膜を組み合わせた分離プロセスの最近の動向を紹介する。

日立造船  岡田 正史 氏

6. 蒸留塔の閉塞対策の事例紹介      (14:20~15:00)

汚れ系やポリマー系の蒸留塔は、運転中にしばしばインターナルの閉塞を引き起こし、開放清掃につながる重要なトラブル因子となっている。対策の一つとしてリトレイがあり、その検証を行ったので事例を紹介する。

三菱化学エンジニアリング  山崎 幸一 氏

 

<休憩 15:00 ~15:10>

 

7. 流体解析技術による蒸留塔の解析事例     (15:10~15:50)

近年、流体解析技術はソフト・ハードの進歩によって、計算速度、信頼性が向上し、弊社でも化学プラントの設計・解析に多く適用されている。ここでは、文献情報、弊社での実例等を交えて、流体解析技術を蒸留塔の解析に適用した事例を紹介する。

三菱化学  福井 良夫 氏

8. 設計、据え付け、運転、保全の視点からの蒸留塔のトラブル解決事例      (15:50~16:30)

新規プラントの建設、増設、既存プラントの合理化、エネ効等を通して、蒸留塔、主に充填塔において経験したトラブルについて、設計、据え付け、運転、保全の視点からの解決事例について紹介する。

旭化成  児玉 荘平 氏

9. 省エネルギー型蒸留システム SUPERHIDIC®の商業化     (16:30~17:10)

省エネルギー型蒸留システムSUPERHIDIC®がついに商業運転を開始した。SUPERHIDIC®と従来型HIDiCの異なる点を整理した上で、運転により実証された省エネルギー性能やスタートアップ要領などについて紹介する。

東洋エンジニアリング  若林 敏祐 氏

<ご参考> 前回の参加者のアンケートから

・    新技術に非常に興味を持った。(石油精製)

・    自身の設計や対策立案の参考にしたいと思った。(エンジニアリング)

・    トラブル事例の紹介に興味を持った。大変参考になる。(化学)

・    実際に実施した結果の講演で説得力があった。(化学装置メーカー)

参加費: 維持・特別・正会員・協賛会員 18,000円、会員外 28,000円、同時入会 23,000円 

(テキストおよび書籍 分離技術シリーズ「トラブルから学ぶ蒸留塔の保全」(贈呈)を含みます)

学生 5,000円  (※ただし学生参加費にはテキストのみで上記書籍は含みません)

参加費は郵便振替または下記銀行に前納にてお振込み下さい。

郵便振替:00100-9-21052  口座名 分離技術会

みずほ銀行:神田支店 普通預金 1010899  口座名 分離技術会

申込先: 参加ご希望の方は必要事項をご記入のうえ,下記事務局までFAXまたはe-mailにてお申込下さい。

申し込み締切日 2017217日(金)、ただし締切日前に定員に達した場合は、その時点で締め切らせて頂きますので、お早めのお申込みをお願い致します。

〒214-0034 神奈川県川崎市多摩区三田1-12-5-135    事務局 

TEL: 044-935-2578  FAX: 044-935-2571 e-mail: jimu@sspej.gr.jp

 

 

蒸留フォーラム2017 参加申込書

氏名(フリガナ)

 

勤務先

 

所属

 

所在地

TEL                 FAX              

e-mail                               

送金内訳

郵便振替 ・ 銀行振込

請求書

要 ・ 不要

会員資格

(正・維持・特別会員)・学生・協賛団体会員・同時入会・会員外