フィルターの基礎と応用 ~素材、評価、応用(集塵からろ過まで)~
「第5回ユーザーのための実用固液分離技術」
フィルターの基礎と応用 ~ 素材、評価、応用(集塵からろ過まで)~
主 催:分離技術会
協 賛:化学工学会分離プロセス部会、日本液体清澄化技術工業会(予定)
日 時:2016年3月18日(金) 10:20~17:15
場 所:日本大学理工学部(御茶ノ水)1号館4階144教室
JR総武線・中央線 御茶ノ水駅,地下鉄千代田線 新御茶ノ水駅 徒歩5分
案内図 http://www.cst.nihon-u.ac.jp/campus/index.html
定 員:80名(先着順)
フィルターを用いる分離技術には、PM2.5対策など空気の清浄化(集塵)や液体の清澄化技術(ろ過)など環境保全を始め化学プロセスの多くの分野で根強いニーズがあります。しかしながら、その分離特性は、フィルターの複雑性や対象物の多様性など多くの因子の影響を受けるため、経験の蓄積が重視される技術分野でもあります。また、近年ナノファイバーなど新しい素材の応用も盛んとなってきており、従来にない新しいアプリケーション開発も期待されています。本講習会では、集塵、固液分離を行うための基礎的な知識、ナノファイバーの基礎、集塵の原理や応用技術、フィルターの、フィルターの評価試験、不織布フィルターのろ過特性を、この分野の第一線で活躍されている講師により解説します。
■ プログラム
1.粒子分離(集塵・固液分離)のための基礎知識 (10:20~11:10) (法政大学) 森 隆昌 氏
粒子径分布、分離精度(部分分級効率)などの粒子分離の基礎と主に固液分離について解説する。
2.ナノファイバーの基礎 (11:10~12:00 ) (東京工業大学) 松本 英俊 氏
新素材として期待されるナノファイバーの基礎、製造技術、環境分野への応用に関する最近の研究例について解説する。
<昼 食 12.00~13:00>
3.集塵機の基礎 (13:00~13:50) (アマノ㈱) 中根 隆一 氏
集塵機に関する知識、集塵機の種類並びにそれぞれの原理、構造及び機能、粉塵爆発圧力放散型集塵機に関する知識について解説する。
4.微粒子測定とフィルターの評価への応用(13:50~14:40) (リオン㈱)山川 雄生 氏
パーティクルカウンタの原理とフィルターや分離装置の評価への応用例を解説する。
<休 憩 14:40~15:00>
5.不織布フィルターの基礎的な知識や応用(15:00~15:50) (日本バイリーン㈱) 冨岡 孝宏 氏
不織布フィルターの構造、設計、製造方法、評価、各分野への応用について解説する。
6.不織布フィルターの評価と濾過特性 (15:50~16:40) (横浜国立大学) 中村 一穂 氏
不織布フィルターによる微粒子の濾過特性、構造の評価の研究例を紹介する。
7.Q&Aとディスカッション (16:40~17:15)
参加費:維持・特別・正会員・協賛会員:18,000円、会員外:28,000円、同時入会:23,000円
(含むテキスト代。書籍「実用固液分離技術」を贈呈いたします。)
学生:5,000円(※ただし、書籍「実用固液分離技術」の贈呈はございません。)
参加費は郵便振替または下記銀行に前納にてお振込みください。
郵便振替:00100-9-21052 口座名 分離技術会
みずほ銀行:神田支店 普通預金 1010899 口座名 分離技術会
申込先:参加ご希望の方は必要事項をご記入のうえ,下記事務局までFAXまたはe-mailにてお申込ください。
申し込み締切日:2016年3月11日(金)、ただし締切日前に定員に達した場合はその時点で締め切らせていただきますので、お早めのお申込みをお願い致します。