分離技術国際会議 ICSST 議事録
分離技術国際会議 I C S S T
International Conference on
Separation Science and Technology
共催 分離技術会 ・ 韓国化学工学会
日本と韓国の分離技術に関する研究者が、相互の研究の発展と交流を深めることを目的として、日本側は分離技術会、韓国側は韓国化学工学会の共催で、1987年に第1回日韓合同分離技術シンポジウムが開催されました。第1回シンポジウムは韓国の慶州で開かれ、蒸留、晶析、吸着および固液分離の4つのセッションで 約100件の論文発表がありました。その後、3年おきに日韓合同分離技術シンポジウムが開催され、分野も吸収、抽出、膜分離および相平衡のセッションを加えて8セッションに拡大されて開催してきました。第4回シンポジウム(1996年)は初めて日本で開催され、東京(早稲田大学)が会場となりました。第7回(2005年)からは、よりグローバルな国際会議に発展させる目的の下、会議名を 「日韓合同分離技術国際会議」 と改め、第8回(2008年)からはさらなる国際化を目指し 「分離技術国際会議」 との名称に改め、国際的に広く発表者を募集いたしました。
第8回の研究発表では、日韓以外からの講演も含め約300件の一般講演(口頭およびポスター)が行われました。その内容は、分離技術にかかわる6つのセッション(相平衡、蒸留・吸収、晶析、吸着、膜・微粒子、抽出・超臨界)と社会のニーズに応えるべく、新たに設けられた応用分野の5つのセッション(材料、環境・リサイクル、バイオ分離、エネルギー・資源、ソフトウエア技術)の計11セッションからなり、最新の研究から企業等における実際の操作まで、最近の分離技術に関する講演が行われました。また、同じ会場で企業展示・カタログ紹介等も行われました(軽井沢・長野県)。
第9回の研究発表では、日韓以外からの講演も含め約400件の一般講演(口頭およびポスター)が行われました。その内容は、分離技術にかかわる8つのセッション(相平衡・物質移動、蒸留・吸収、晶析、吸着、膜・固液分離、抽出・超臨界、バイオ分離、新規分離・エネルギー・資源・環境)からなり、最新の研究から企業等における実際の操作まで、最近の分離技術に関する講演が行われました。また、同じ会場で企業展示・カタログ紹介等も行われました(済州島・韓国)。
-分離技術国際会議 会議録-
第1回:慶州 1987.10.30-31
(240余名,85編,540頁)
第2回:ソウル 1990.05.31-6.2
(325名,144編,656頁)
第3回:ソウル 1993.10.25-28
(343名,176編,770頁)
第4回:東京 1996.10.06-08
(518余名,272編,1124頁)
第5回:ソウル 1999.08.20-21
(391余名,240編,1098頁)
第6回:東京 2002.10.04-06
(352名,255編,1034頁)
第7回:韓国栄州市 2005.08.17-19
(368名,245編,CD-ROM版)
(408名,303編,CD-ROM版)
(約400名,約400編,CD-ROM版)